タレントのいとうあさこさん（54歳）が10月27日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」に出演し、ネットで同世代の女性から批判を受けた意外な理由を明かしました。番組ではオアシズの大久保佳代子さん、光浦靖子さんと共にトークを展開する中で、自分を「おばさん」と表現した発言が一部で炎上した経験を語り、年齢に対する自己認識についての世間の反応や自身のスタンスについて述べました。
炎上のきっかけ：「おばさん」という言葉に対する同世代からの反発
いとうさんは「自分で自分のことを『おばさん』って言って、たたかれるんです。でも、おばさんじゃないですか？」と、過去にネットで発言が炎上したことを告白しました。この発言は、同世代の女性たちから「自分もおばさんと言われているように感じて傷つく」「年齢を感じさせる表現は避けてほしい」といった声が寄せられたためで、いとうさんにとっては予想外の反応だったようです。
いとうさんの「おばさん」という自己認識は、自身のライフスタイルや考え方を反映したものでしたが、一部の同世代の女性たちにとっては、「自分もおばさんと呼ばれている」という気持ちを刺激してしまい、センシティブな話題になったことが示唆されています。
大久保佳代子さん・光浦靖子さんの共感とフォロー
番組で共演していた大久保佳代子さんも、「54歳の人が見た時に、あさこさんが『おばさんなんで』と言うと、自分もおばさんなんだと感じるから、気遣いとして言わないでほしいということだと思う」と、同世代の感覚に理解を示しました。大久保さんは「でも、あさこさんを見て『すごいそれ分かる』って共感する人もたくさんいる」とも続け、年齢を前向きに受け止めるいとうさんの姿勢に共感を示しました。
光浦靖子さんも、いとうさんの言葉には「多くの女性が共感している部分がある」としつつ、年齢に対する捉え方が人それぞれであり、それが複雑な反応を引き起こしたのだと指摘しました。
いとうさんのスタンス：「共感もあるから気にせず言い続ける」
いとうさんは、ロケ中に同世代の人から「私も同い年です」と声をかけられることが多いと明かし、それは「痛いところもあるけど、頑張りましょう」という励ましの意味があると述べました。自分を「おばさん」と表現することが批判の対象になる一方で、「同世代の女性たちからの共感があるからこそ、発言を控えるつもりはない」と話し、自分らしくあることを大切にしている姿勢を示しました。
また、大久保さんが「頑張っている54歳の元気なおばさんの象徴」としていとうさんを称賛すると、いとうさんは「結局、それを控えようとは思っていないし、言っている」と、自分のスタイルを崩さずにいく決意を語りました。
まとめ
いとうあさこさんの「おばさん発言」を巡る炎上は、年齢や自己認識に対する複雑な感情を浮き彫りにしました。一部の同世代女性からは「おばさんと呼ばれたくない」という声もある一方で、いとうさんのように年齢を自然体で受け入れ、同世代の仲間と共に前向きに生きていく姿勢に共感する声も多く見られます。いとうさんは批判を恐れず、自分の信念に従って発言し続けることで、多くの女性たちにエールを送り続けています。
