すすきのガールズバー爆発火災:放火の疑い浮上、40代男性が関与か
11月26日午後、札幌市の歓楽街すすきので発生したガールズバーの爆発火災で、新たな事実が明らかになりました。この火災により、男女4人が全身にやけどを負い病院に搬送されましたが、そのうち意識不明で運ばれた40代男性が放火に関与した疑いが浮上しています。
事件の概要と被害状況
火災は、札幌市中央区南5条西3丁目のビル2階にあるガールズバーで発生しました。午後3時18分ごろ、「爆発音がして窓から火が見える」との通報があり、現場には消防車17台が出動し消火活動が行われました。火災によって、店内にいた20代女性1人と30代から50代の男性3人が全身にやけどを負いました。うち40代男性は意識不明の状態で病院に搬送されました。
放火の疑いが浮上
関係者の取材によると、意識不明の40代男性がガソリンのような液体を店内に持ち込み、それをまいて火をつけていたとの情報が判明しました。警察は、この男性が回復次第、詳しい事情を聴く方針を示しています。
火災の発生当時、近くを通りかかった目撃者は「大きな爆発音とともにガラスが割れ、火の粉が周囲に飛び散った」と証言しており、現場の混乱と衝撃の大きさがうかがえます。
すすきの地域での影響
すすきのは札幌市を代表する歓楽街で、多くの飲食店や娯楽施設が立ち並ぶ地域です。今回の火災発生後、周辺は一時騒然とし、多くの通行人が消防や警察の活動を見守りました。火災の影響でビルの他階にも煙や火が及び、一部店舗が営業を停止しています。
今後の捜査と地域の安全確保
警察は、火災の原因究明と40代男性の放火動機の解明を進めています。また、すすきの地域での安全対策についても再検討が必要とされるでしょう。
今回の火災は、多くの人々に衝撃を与えましたが、早期の真相解明と被害者支援が期待されています。
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