谷口芳紀氏：兵庫県相生市の市長
生い立ちと経歴
谷口芳紀（たにぐち よしき）氏は、1949年3月30日生まれの兵庫県相生市那波野出身の政治家です。相生市立双葉小学校、淳心学院中学校・高等学校を経て、慶應義塾大学法学部を卒業しました。
大学卒業後、谷口氏は衆議院議員河本敏夫氏の秘書を務め、政治の経験を積みました。その後、2000年に相生市長選挙に初出馬し、初当選を果たしました。その後も無投票での再選が続き、2024年5月の市長選挙でも無投票で7選を果たしています。
政治活動と地域への貢献
谷口氏は、地域交通の改善に大きく寄与しました。同じく2000年に初当選した衆議院議員の山口壯氏と淳心学院の先輩後輩関係にあり、2003年には山陽新幹線姫路駅への「のぞみ」停車や相生駅に停車する「ひかり」の増発に際し、山口氏と協力してJR西日本への働きかけを行いました。
最近の話題
2024年9月、兵庫県知事の斎藤元彦氏に対する不信任決議が可決されたことを受けて行われた兵庫県知事選挙で、谷口氏は前尼崎市長の稲村和美氏を支持しました。その際の記者会見で、斎藤氏について「私は少なくとも県知事として資格がないんじゃないか、こう思っています！」と述べ、机を力強く叩く場面がありました。この行動はSNS上で批判を招き、相生市には多くの苦情が寄せられました。
その後、谷口氏は斎藤氏に直接謝罪し、「私の言動で大変ご迷惑をおかけし、心からお詫び申し上げた」と述べました。
人物像
谷口氏は、政治家としての経験と実績をもとに、相生市の発展と市民の生活向上に尽力してきました。地域に根ざした政治家として、今後も市政における役割が期待されています。
