生徒が小型爆弾を製作？札幌の高校で警察出動

札幌国際情報高校で“爆弾騒ぎ”発生、警察が現場対応

2024年11月22日、北海道札幌市北区にある札幌国際情報高校で、教員から「生徒が小型爆弾を作った」と通報があり、警察が出動する騒動が発生しました。警察は爆発物処理班を派遣し、現場対応を行っています。

事件の概要

事件は同校の教員が、午前11時頃に「生徒が『小型爆弾を作った』と話している」と通報したことで明らかになりました。問題となったのは、マッチのリンを削り、長さ約4センチの筒状の容器に詰めたもので、現在グラウンド中央に置かれた状態です。

警察の対応

通報を受けて、札幌市警察は迅速に爆発物処理車を出動させ、現場の安全確保に努めています。爆発物は未だ爆発しておらず、負傷者の報告もありません。生徒たちは校内に一時避難していましたが、現在は順次下校が進められています。

現場の状況と周辺への影響

学校周辺では警察による道路封鎖が行われ、地域住民や通行者への注意が呼びかけられています。現場は緊迫した雰囲気に包まれており、多くの人々が騒動の詳細を注視しています。

社会的な影響と課題

今回の事件は学校内での危険物の持ち込みとその影響を浮き彫りにしました。生徒が危険物を作成した経緯や動機について警察が捜査を進めています。学校側や教育機関は、安全管理の徹底と、生徒への危険物に関する教育を強化する必要があると考えられます。

今後の動向

警察は爆発物の詳細な調査を進めるとともに、生徒の供述を元に事件の背景を解明する方針です。学校側も再発防止策を講じると見られ、地域社会全体での防犯意識の向上が求められます。