2024年11月10日、日本保守党の百田尚樹代表は、名古屋市での街頭演説において、YouTube番組での発言について謝罪しました。百田氏は、少子化対策の議論の中で「30歳を超えたら子宮摘出」との内容を冗談として発言しており、「小説家のSFとして考えてください」と前置きをしましたが、視聴者からは「デリカシーに欠ける」「不適切」と批判を受ける結果となりました。
演説の中で百田氏は、「聞いていた人が不快に思うということで発言を撤回して謝罪します」と述べ、発言を正式に撤回するとともに謝罪の意を表明しました。
ネットの反応
この発言撤回と謝罪に対し、ネット上では賛否両論の意見が寄せられています。
•批判的な声：「女性の身体に対して配慮がなさすぎる」「公人として不適切な発言」「少子化対策に逆効果」といった批判的な意見が多く寄せられました。また、「撤回は当然だが、こうした発言が出たこと自体が問題」と指摘する声も多く見られます。
•擁護的な声：一方で、一部の支持者からは「冗談の範囲内と理解できる」「撤回したのだからこれ以上の批判は過剰」といった擁護の声も見られました。しかし、この擁護意見に対しても「公共の場での発言にはもっと慎重であるべき」と反論が寄せられるなど、意見は分かれています。
まとめ
百田尚樹氏の「30歳超えたら子宮摘出」という発言は、多くの視聴者に衝撃を与え、デリケートな問題についての言葉の選び方に配慮が求められることを改めて浮き彫りにしました。今回の発言撤回と謝罪は、今後の公人の発言がさらに慎重であるべきことを示しています。特に、女性や家族に関する問題においては、公共の場での発言に細心の注意が求められます。
